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欠損歯の治療の選択肢としてのインプラントと入れ歯
欠損歯の治療法としては、インプラント・ブリッジ・入れ歯の3種類が代表的です。当クリニックでは主にインプラントと入れ歯をご提案しております。それぞれにメリット・デメリットがありますので、患者様のご希望を伺いつつ、状況に応じて適切な治療をご提供いたします。
インプラント
人工歯根（インプラント体）を顎の骨に直接埋め込むため、安定性が高いのが特徴です。しっかりと噛むことができるうえ、装着中に外れることもないので機能性に優れています。また、人工歯には歯のナチュラルな質感を再現できるセラミックを用い、入れ歯のようにバネ（留め金）が見えることもないので、審美性にも優れています。
特徴
- 天然歯に近い機能性と審美性
- 硬いものもしっかりと噛める
- 自費診療となるため治療費が高くなりがち
- 外科手術が必要で治療期間が長くなる
入れ歯
保険適用ができ、比較的早く治療が済むというメリットがありますが、インプラントと比べると噛む力は劣り、食事や会話、見た目への影響が目立ちます。取り外し式で毎日洗浄する必要があるので、天然歯とは異なる扱いが必要です。
特徴
- 保険適用による安価な治療が可能
- 手術が不要で治療期間が短い
- 装着時の違和感がある
- 素材によってはバネが目立つ
- 食事や会話への影響がある
- 残った歯へ負担がかかる（部分入れ歯）
入れ歯にもさまざまな種類があります
インプラントと比べるとどうしてもデメリットの目立つ入れ歯ですが、技巧技術の向上により、現在の入れ歯はかなり精巧なものになっています。そのため、日常生活への影響はイメージほど悪いものではありません。また、自費診療でより機能性・審美性に優れた入れ歯を作ることもできます。
インプラントと入れ歯の特徴一覧
| インプラント | 入れ歯 | |
|---|---|---|
| 噛む力 | 〇 天然歯に近い |
× 天然歯より劣る |
| 見た目 | 〇 天然歯に近い |
△ バネが目立つものもある |
| 違和感 | 〇 全くない |
× 違和感・異物感がある |
| 寿命 | 〇 半永久的 |
△ 7～8年 |
| 食事・会話への影響 | 〇 ほぼない |
× ある |
| 他の歯への影響 | 〇 ない |
△ 部分入れ歯の場合は周囲の歯に負担がかかる |
| 適応範囲 | △ 適応できないケースもある |
〇 ほとんどのケースに適応可能 |
| 手術 | × 必要 |
〇 必要ない |
| 治療費 | × 保険適用できない |
〇 保険適用可 |
| 治療期間 | △ 3か月～1年程度 |
〇 短期間 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
※上記の評価は用いる素材によって異なる場合があります。とくに自費で製作できる入れ歯は、機能性と審美性に優れたものもあります。詳しくはお尋ねください。
