- HOME>
- 骨が少なくてもできるインプラント
骨が少ない方も諦めないでください
インプラントは顎の骨に直接埋め込むため、土台となる骨量が不足していると正常に機能しないことがあります。無理に埋め込むと、インプラント体が骨を突き抜ける、抜け落ちるなどのトラブルに繋がるため、骨の状態をきちんと見極めてから治療を進める必要があります。
しかし、骨が少なくても「骨造成」という骨を増やすための手術によって十分な骨量を確保できれば、インプラントが可能になるケースもあります。骨量の不足を理由にインプラントを諦めている方も、まずは一度、当クリニックへご相談ください。
骨造成のメリット・デメリット
メリット
インプラント治療時のリスクが減る
十分な骨量がない状態でインプラント埋入はさまざまなトラブルの種になります。骨造成によって十分な骨量を確保することで、インプラント治療のリスクを大きく軽減することができます。
歯茎のバランスが整う
顎の骨量が不足している場合、周囲の歯や歯茎とのバランスが悪くなっていることが多いです。骨造成によって十分な骨量を確保することで、骨を覆う歯茎のバランスも整い、より自然な見た目に仕上がります。
インプラントの長期的な維持が見込める
土台となる骨が整えばインプラントの安定性も増します。手術後のケアをきちんと行えば、インプラントをより長持ちさせることができるでしょう。
デメリット
別途費用がかかる
インプラント治療と同様、骨造成は基本的に自費診療となりますので、その分費用がかかります。
痛みや腫れが生じる可能性がある
骨造成は外科手術となります。手術時の麻酔が切れた後には、ある程度の痛みや腫れが生じる可能性があります。
感染症のリスクがある
骨造成は外科手術となりますので、手術に伴う感染症のリスクはゼロではありません。
※当クリニックでは衛生管理を徹底し、リスクがある場合の無理な施術は行いません。感染症のリスクについては、どうかご安心ください。
当クリニックで行う骨造成
GBR(骨誘導再生法)
文字通り骨を再生させることでインプラントに十分な骨量を確保する方法です。骨が不足している場所に骨補填剤や粉砕したご自身の歯骨を入れて人口膜で覆い、骨が再生するのを待ちます。骨の高さと幅の不足を同時に補うことができます。
ソケットリフト
上顎の骨の“高さ”が足りない場合に採る方法です。上顎洞という空洞の底を押し上げ、空いた空間に骨補填材を入れてインプラントが収まるスペースを作ります。低侵襲で傷口も小さく済みますが、骨に十分な厚みがあることが条件です。
サイナスリフト
ソケットリフトと同様に上顎の骨が不足している際に採る方法ですが、骨に十分な“厚み”がない場合に選択します。歯茎の横をめくって上顎洞を露出させ、そこに作った空間に骨補填材を填入します。ソケットリフトに比べると手術時の負担が大きくなるため、当クリニックではなるべくソケットリフトで対応するようにしています。
骨造成の費用
※全て税込表示です
GBR 顎骨再生 | 110,000円~ |
---|---|
ソケットリフト | 77,000円 |
※サイナスリフトについては別途ご相談ください。